はじめに戻る私からあなたへ一筆啓上
３５ あせりとは何だかわかりましたか。
得たい得たいとする心の表れです。あなたが得たいものは、究極の肉の幸せです。あせりが出ている時のあなたが欲しているものは、意識の幸せではないことを肝にめいじて下さい。
あせりは、皆様が感じておられる思いだと思います。私、田池の肉のあるうちになんとか自分自身に出会い、私の肉無くなってからも自立してこの学びを続けていきたいと願っておられることと思います。しかしその中であせりの心が見え始めたら要注意です。
私の肉あるうちにとあせるということは、あなたの自分に対する信が薄いということです。誰を頼らなくてもあなたの中にはあなた自身、本当のあなた自身が存在します。私は、それを信じていって下さいとお伝えしています。
肉の田池留吉から学ぶことは無いのです。ただ私はあなた方に見本を見せているだけです。このようなどうしようもない肉を持った田池留吉でも、自分自身を信じて信じぬいて他の何をも頼らずやっていけるんだということをただ示しているだけです。私が伝えていけるのは、波動だけです。私の肉では、何も伝えられないのです。
過去あなた方がつかえた他力の神々、教祖達は、あなたに肉で指示し、この道を進みなさいと、これさえ守っていれば安心ですと、何か目に見える指針を示してくれていたことでしょう。しかし、私にはそういうものはありません。私は自分の心を通して、皆様に私の波動を感じて欲しい、感じられるようになって欲しいと願っているだけです。
私には、あなた方の本質がわかっています。だからあせることはありません。あなた方の中にあせりが出てくるということは、まだ肉の田池をつかんでいるということです。これからもしっかりとその心に向かい合ってください。
３６ どんなときも私から心を離さずに、あなたの心で感じている波動を信じていくだけです。私があなたに伝えることはそれだけです。
アルバートの波動があなたの心で息づいている、あなたの心から流れているアルバートの波動を信じていってください。ただあなたの心を信じていくだけです。私田池留吉の意識、アルバートの意識、すべてはひとつです。田池留吉、アルバート、すべてあなたの心で語っている波動、意識です。あなたに伝えています。いつもいつもあなたに語っています。私はあなたの心の中であなたとともにいるのです。
すべては意識、波動です。どれだけの信をあなたが膨らませていけるか、肉の思いが大きく膨らんだときこそ、心をアルバートに向けていってください。アルバートを信じていってください。アルバートはあなたを裏切りません。田池留吉はあなたを決して裏切りません。あなただからです。私はあなたに今そのようにお伝えします。私の肉があろうとなかろうとそんなこと一切関係がありません。私は意識だからです。そしてあなたも意識だからです。意識と意識、心と心で語り合っています。だから私はいつも幸せです。あなたの喜び、あなたの嬉しさ、私はあなたの心で喜んでいます。
心を大きく大きく広げていってください。私を信じていきなさい。心で語っている私ともっと対話していくのです。アルバートがあなたに答えていくでしょう。あなたの心に伝わってくる波動をあなたの心でキャッチしていくのです。それはあなたの心でしか分かりません。
３７ 私、田池留吉の肉はいずれこの地上界から消えてなくなります。しかし私は永遠です。永遠に生き続ける生命です。あなたはそのことを信じていますか。田池留吉の肉をどのように思っていますか。あなたの心に出てくる思いをどうぞあなたの心で確認していってください。
アルバートの波動を信じている信が芽生えその信が大きくなればなるほどあなたの心で作り上げてきた闇の思いもはっきりとしてきます。目を逸らさずにしっかりと確認していくのです。そしてその後はともにアルバートへと心を向けていくのです。ただそのことを淡々としていくだけです。
私はあなたを信じています。私は誠心誠意、真実一路、この道を伝えています。今世肉持って出会えたこと、私は心より喜んでいます。本当に出会うべくして出会えたのです。ともに歩いていく意識です。一歩一歩着実な一歩をお願いします。
３８ ただひたすら私を思ってください。田池留吉でもタイケトメキチでもアルバートでもいいのです。あなたが私をただひたすら思い、私に心を向けたときにあなたの心に伝わってくる温もり、その思いだけを大切にしていってください。私がお伝えしてきたことはあなたがその心で感じられた温もりです。何も難しいことはありません。ただただひたすら私を思い、心を４次元へと向けていってください。
私はこの地上界に私の仕事をするために肉を持ちました。私は私の仕事をして帰ります。私は意識の流れを信じています。私と心を合わせていってください。意識はひとつ、私の世界をあなたの心で感じその波動の中であなたが作り出した諸々の思いを見ていってください。
あなたは私とひとつです。そのことは私に心を向ければ向けるほどあなたの心ではっきりと感じてくるでしょう。私への信が深まるにつれあなたの喜びはさらに大きくなり、やがて肉も肉の思いもその中に溶けていくことでしょう。喜びがすべてです。喜び以外は存在しない田池留吉、アルバートの世界をあなたの心で信じ広げていってください。
３９ 人の波動を知ることよりも、自分自身が流している波動を感じることは難しいかもしれません。一体自分がどんな波動を流しているのだろうと頭を働かせて考える必要はありません。あなたが日々喜んで穏やかにすごすことができたならそれを喜んでください。暖かな優しい思いを感じたらそれを喜んでください。間違いたくない正しい道を歩みたいと思うことも欲なのです。アルバートに心を向ける時その心を見ていけばいいのです。欲で何かを求める思いで向けるのではなく、自分自身の心のぬくもり、暖かさを信じて、自分の心の中のアルバートの存在をただひたすら信じて心を合わせていってください。
喜びに度合いも質も、上下も大小もありません。ただ自分が感じたものを信じていくだけでいいのです。形に表れないもの、手にとって確かめられないものを信じていくのが苦手なあなただからこそ、心に感じたものを素直に受け止めていって欲しいのです。私は喜んでおられる方には良かったねと一言申します。その方その方の学びがあり必要なことはすべて自分で気付いていかれるからです。アルバートの心へ帰る一過程の中で様々な心が見えてくるでしょう。喜びもあれば苦しみもあり、大きな喜びの後には大きな闇も見えてくるでしょう。一喜一憂することなく大きな局面から自分の心の変わる様を見つめていっていただきたいと思います。必ずアルバートに帰る意識だと信じて歩んでくださる方々とともに喜んで喜んで歩んでいきたいと思っています。
４０ 立派な文章は必要ありません。あなたが本当に心で感じたことを伝えてください。それでいいのです。あなたがどれだけ私を信じてくれているのか、どれだけ私が伝えたことをあなたのものとされているのか、私はただそれだけをあなた方を見る基準とさせていただいております。
肉は見ておりません。私はあなた方の心を感じているのです。あなた方の波動を見つめているのです。それ以外はどうでもいいのです。肉のあなたが整っておろうとおるまいと、あなたの心から波動が流れているのです。喜んでいれば喜びの波動が、あなたの心から流れます。苦しければ、どれだけ肉が整っていようとも、苦しい波動しか流れていません。その人は不幸であります。
どうか、人に認められる、認められないは、放っておいて、淡々とあなたの心を見つめていく作業を、これから徹底的にしていってください。それしか真実を知る道はありません。私がお伝えしたことをただ、ひたすら信じて、実践を重ねて、私への信を強く強くしていってください。今はその時期です。信の強さが、あなたがどれだけこの学びを真剣に捉えてきたかを物語っていくのです。私はその一点だけを見つめ、あなた方と接していきます。